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手記

どんな顔してあなたに会えばいい

薄紫の花びら咲いてる

話したいことはたくさんあるけど

話したくないことも同じくらいある

 

名前を付け 見出した歳月

間違えずに 正解をなぞりながら

 

描く未来に近づけもせずに

綴る言葉を誰が望むだろう

悲しませたくはないと思うほど

不馴れな笑顔があなたに刺さっていく

 

すでに冷めて しまうコーヒーに

手を伸ばした そのひとくちが苦い

 

溢れだした胸の痛みに

終わりを告げよう

後悔の繰り返しには

もう慣れたから

 

桜の花が咲くときに何度も

私の心は海を渡り散る

 

会いたくないとは言えない

正直どんな顔してあなたに会えばいい

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